新着情報 / お知らせ

救急車のサイレンが「近づいてくる時」「遠ざかっていく時」で
少し違った音に聞こえるという、あの謎に今回は迫ります!
まず「音」とはそもそも何なのでしょう。そこから説明したいと思います。
音波という言葉があるように、音自体は空気が震えてできる「波」です!
水面に小石を投げ入れるイメージをしてみてください。波紋ができますね!
音が発生する時には、まるで波紋のように見えない空気の波が広がるのです。
この波が耳に届くと、みなさんは「音が聞こえる」のです!
さて、では音の性質を踏まえてサイレンの音が変わる現象
「ドップラー効果」の説明を始めましょう!
なぜ「近づいてくる時」と「遠ざかっていく時」で
音が違ったように聞こえるのか。
それは「波の間隔」が異なっているからなのです!
先ほどと同じく水面を思い浮かべてくださいね。
今度は指を水面に入れて、一直線に動かしましょう!
その時にできる波をよくイメージしてください。どうですか?
指の進む先には波と波の間隔が短く
指の進んだ後は波と波の間隔が長くなっていませんか?
波の間隔が短いと、同じ時間でもたくさんの波が耳に届くことになりますね。
1秒間に耳に届く波の数を「振動数」といい、これが多いほど高い音になるのです。
「振動数」は中学1年生の理科で学びます。
難しい用語も関塾の授業ならすぐに理解できますよ!
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いかがでしたか?
救急車が「近づいてくる時」は振動数が多いため音が高く
逆に「遠ざかっていく時」は振動数が少ないため低い音に聞こえるのです!
みなさんも救急車やパトカーのサイレンが聞こえたら
「波」をイメージしながらその音を聞いてみてください。
「ドップラー効果」を通じてきっと今以上に音の性質を理解できることでしょう!
こんにちは!3月になりました。
冬の終わりを感じられるような、暖かい日が増えてきたように思えます。
この時期の行事といえば、「ひな祭り」ですね!
今日はおひな様の歴史を紹介しましょう。
女の子向けの行事ですが、男の子もぜひ読んでみてください。
ひな祭りに関連して「桃の節句」という言葉もよく使われていますね!
3月3日の「上巳(じょうし)の節句」は、同じ時期に花が咲く縁起の良い木にちなんで「桃の節句」とも呼ばれます。
古代中国の陰陽道では1・3・5・7・9の奇数が重なる日に、お供えやお祓いをする風習がありました。
上巳の他にも5月5日の端午、7月7日の七夕と挙げていけば、それぞれの行事の由来も分かってくるような気がしますね。
ひな祭りの歴史は簡単にまとめると、この上巳の節句が日本に持ち込まれて年中行事となり、日本の風習と結びついていったものなのです!
その日本の風習とは「ひいな遊び」です。
ひな祭りの歴史を調べていくと、平安時代の「源氏物語」などからそう呼ばれる遊びがあったことが分かりました。
人形をおもちゃの屋敷の中で遊ばせるというもので、主に貴族の女の子の間で流行しました。
ただ、当時の人形(ひとかた)は現代の感覚では折り紙に近い、平面のものだったようです。
同じ頃、「流し雛(ながしびな)」といって川に人形を流すことで厄払いとする習慣が生まれ、上巳の節句と結びついて3月3日に行われるようになりました。
ただ、時代を経て人形を作る技術が発達してくると川に流すのがもったいないので「流し雛」の風習は消えていき、ひな人形は「見て楽しむもの」へと変わっていきました。
元禄文化で有名な江戸時代の中期には、貴族や武家だけでなく庶民の間でも現代にかなり近い形のひな人形が登場しつつあったようです。
みなさんは元禄文化の内容をちゃんと覚えていますか?
今回のひな祭りのように、身近なものと関連させるとスムーズに暗記できるようになりますよ!
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ちなみにひな人形には京都で作られる「京雛(きょうびな)」と、関東で作られる「関東雛(かんとうびな)」があります。
それぞれ正しい置き方が違うのだそうです。
京雛はかつての宮廷にならい左側に高位の人形を座らせていますが、関東雛は大正時代以降の国際基準に合わせて右上位になっているのです。
みなさんの家に飾ってあるひな人形はいかがでしょうか。
調べてみると、意外な発見があるかも知れませんね!
関塾タイムス3月号が登場しました。
関塾では3月から新年度になりますので、関塾タイムスの表紙も装い新たとなりました。また、3月号でもって通算500号になります。
特集は「新年度の準備はできた?-学習計画を見える化するコツ」と「英単語を覚えよう-アウトプットで記憶を上手に定着!」の2本立てです。
新年度の学習計画も英単語の暗記も継続が大事です。何事も新しいことは力が入りやすいですが、最初に意気込んで三日坊主になるよりも、ソコソコの力で継続することの方が力になります。ソコソコの力で量をこなしていくと、量が質に転換していきます。
特集で取り上げられた方法を最初から完璧に実践することは難しいですが、できることから取り組み、まずは継続させるようにしてみましょう。
よろしければ、ページ右のバナーをクリックしてウェブ版をご覧ください。
かねてよりご紹介しています大竹稽先生主催の座禅&哲学教室が本日(10月28日(土))、前回同様に建長寺で行われました。
今回は9月に実施された時よりもだいぶ秋が深まり、ひんやりとした空気の中、いつも以上に厳かな座禅となりました。
座禅の後に行われた哲学教室のテーマは「旅をする力」。
厳粛な座禅の時間とは打って変わって、生徒たちが非常に活発に発言して、大人の出る幕はほとんどなく、大変素晴らしい討論となりました。
子供たちの意見には普段の遊びや生活・勉強から獲得した知恵が思う存分発揮され、それを聴く大人たちはただただ感心するばかりでした。
子供たちはみな満足げに家路につき、次回も友達を誘って参加したいとのことでした。
次回は11月18日(土)に実施予定とのことです。
座禅&哲学教室は関塾の生徒でなくても参加が可能です。
普段ではなかなか体験することができない貴重な機会となると思いますので、ぜひご参加ください‼
春休みが近くなってきましたね。
学校でも単元の学習が終わり、1年間の復習をしている科目もあると思います。
暖かくなってくると、日中も眠くなってしまうことが増えてきます。
みなさんは集中して授業を受けることができていますか?
関塾では生徒を飽きさせない、楽しく集中できる授業を行っています。
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ただ"春眠暁を覚えず"という言葉が広く知られるほど、春は日中も眠くなりがちな時期と言えます。
もしみなさんが頑張りたくても眠くなってしまうのでしたら、これから紹介する4つの理由をよく読んでください。
そして対処法を一緒に考えていきましょう!
①気圧の変化
最近は天気予報を見ていると「移動性高気圧」という言葉をよく聞くと思います。
冬の西高東低や夏の南高北低と気圧の固定されがちな季節と違い、春の天気の特徴は気圧の変化が多いことにあります。
気圧が下がると血液中の酸素の量や、交感神経と副交感神経にも影響が出てきます。
副交感神経が優位になると体がリラックスし、日中でもぼんやりとやる気の出ない状態になってしまうことがあるようです。
②気温の差
冬用の上着を着ていると暑く感じたり、薄着にするとまだ寒かったり、春は体温調節の難しい季節ですね。
気温を調べてみると、先週は最高気温と最低気温に10度近く差のある日が複数ありました。
寒暖差が激しいと自律神経が乱れ、体調を崩す原因になります。
③日照時間の差
冬から春になると、日の出ている時間が長くなりますね。
早い時間から明るくなることで冬よりも目覚めが早くなったり、あるいは夜更かししてしまったりすることで生活リズムが乱れやすくなります。
特にこれから春休みになるみなさんは気を付けてくださいね!
④新生活のストレス
4月になれば新しい学校、新しいクラスが待っています。
環境が変われば自覚がなくても体や心に負担がかかってしまいます。
卒業式や入学式などで緊張していると、夜になっても交感神経が優位なままでゆっくり休めないこともあるでしょう。
その結果、日中に眠くなってしまうのです。
いかがですか?
こうして調べてみると、自然の変化と自分の身の回りの変化両方に原因があることが分かります。
体質には個人差がありますが、総じてどれに対しても「夜にしっかり睡眠をとること」が有効な解決法と言えるでしょう。
それには「毎朝決まった時間に起きること」が大切です。
勉強のことはもちろん、自分の生活習慣についても関塾の先生にぜひ相談してくださいね!
関塾では毎月『関塾タイムス』という雑誌をお配りしています。
新年度早々、5月号が登場しました。
表紙は、のどかに草を食む羊の群れ。特集は「「気持ちいい!」立体で遊ぼう」と「算数・数学が「楽しい!」ワケ」の二本立てです。
色々な視点で見てみると、算数・数学がより一層面白くなるかもしれません。
ぜひご覧ください‼
4月も残り少なくなり、いよいよゴールデンウィークを迎える時期となってきました。
ゴールデンウィーク中は、4月28日(日)から5月6日(月)まで休講となります。
ご不明点等ございます場合には、教室案内画面に記載されています電話番号または電子メールアドレスまでお問い合わせくださいますよう、よろしくどうぞお願い申し上げます。
けがなどに気を付けて、有意義な休日をお過ごしください。
生徒の皆さんはもちろん宿題にもしっかり取り組んできてください‼
近頃はくもりや、雨の降る日が多く感じられますね!
日本で降水量の多い季節と言えば梅雨がすぐ思いつくことでしょう。
しかし、実は夏の終わりから秋にかけても
雨の多い時期として知られています。
降水量が多い理由には台風も挙げられますが
それ以上に「気圧の変化」が大きく影響しているのです!
夏が終わりに近づくと、太平洋高気圧の勢力が弱まり
代わって日本の北西にあるシベリア高気圧が発達します。
丁度この二つの高気圧からの風が日本上空でぶつかり合い
梅雨前線とよく似た「秋雨前線」が作られるのです!
今後もしばらくは、雨が降ったり止んだりといった天気が続いていくことでしょう。
教室に傘を置き忘れることのないよう、授業後は気を付けてくださいね。
関塾では雨の日も、皆さんの行き帰りをしっかり見届けています!
無料の体験授業を実施中!詳しくははこちらから!
さて、雨の話題に続いて今回は傘についての話も
みなさんに紹介しましょう!
今現在私たちが使っている傘は『洋傘』といわれるもので
日本では、1804年に出島で有名な長崎に来たのが始まりです。
それまで日本では、竹で作った骨組みに和紙を張り
油を塗った『和傘』が広く使われていました。
今でも和傘は、歌舞伎・時代劇の小道具などで、見たことがあるのではないでしょうか。
傘の始まりを調べていくと、なんと4000年前のエジプトやイランの壁画で
傘を使っている様子が確認されています!
しかし当時のものは「雨傘」ではなく閉じることもできなかったようです。
その頃は主に貴族が日傘として使っており
「傘を使う=貴族」といった権力のシンボルだったようです。
13世紀に入ると、木の骨組みでできた閉じられる傘が
ヨーロッパで女性のアクセサリーとして流行するようになりました。
実際に雨傘として使われるようになったのは、18世紀のイギリスが最初です。
その頃も「傘を使うのは女性」であり、男性は帽子・コートを使うのが一般的でした。
そのため男性が傘を使うことは不思議に思われる時期があったのですが
持ち手をステッキ状にしたことで、男性の間で爆発的に流行するようになりました!
そうして英国紳士の間で広まった雨傘が、今の傘につながっているのです!