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6月になりました。
春や秋を代表する花はそれぞれイメージする人によって異なると思いますが、6月の梅雨の時期を代表する花は多くの人が同じものを想像するのではないでしょうか。
そう「あじさい」ですね!
漢字で「紫陽花」と書きます。
紫や青、ピンクや白の小さな花が集まっている姿は、とても美しいものですね!
さて、ここで疑問が浮かびます。
漢字の「紫陽花」と読みの「あじさい」は、どうも漢字とひらがなが合っていないように思えませんか?
紫と書いて「あ」と読むことも、花と書いて「さい」と読むこともないはずです。
これは一体どういうことなのでしょうか。
その由来について、今回は調べてみました。
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まず「熟字訓」という言葉をみなさんは知っていますか?
「昨日(きのう)」や「紅葉(もみじ)」というように、漢字の熟語に日本語の読みではなく言葉を当てはめることを指します。
「紫陽花(あじさい)」も熟字訓で、どうやらそれぞれ別の由来があるようです。
一緒に見てみましょう!
まず「あじさい」の由来については諸説ありますが、藍色の花が集まったという意味の「集真藍(あづさい)」が変化したとする説が有力です。
古代から日本人にはなじみ深い花で、奈良時代の万葉集にはすでに「味狭藍」「安治佐為」などの言葉が見られます。
当時はひらがながなかったので、漢字を当てて日本語の読みを表していたのですね!
そして「紫陽花」は中国語の詩で使われた表現なのです。
白居易という唐代中期の詩人が招賢寺というお寺を訪れた時に、そばにあった紫色の花を見て漢詩を作りました。
その中で、あじさいの登場するフレーズはこちらです。
「与君名作紫陽花(君に紫陽花という名前をあげましょう)」
この詩が平安時代の日本で翻訳された時にこの花を「あじさい」と訳したことが由来となり、あじさいの漢字に「紫陽花」が使われるようになったのです!
ただ当時白居易がお寺で見た花は、どうもあじさいではないらしく誤訳であるとの見方が有力です。
いかがでしたか?
ちなみに中国語表記を和名に当てた漢字は他にも「蒲公英(たんぽぽ)」「向日葵(ひまわり)」などがあります。
こちらも興味のある方はぜひ、調べてみてくださいね!
昨日(3月12日(日))は関塾関連の講演会のため、東京の霞ケ関を訪れました。
国会議事堂に続く道沿いには、日の丸とともにサウジアラビアの国旗が掲げられていました。新聞やニュースなどで報道されている通り、サウジアラビア国王のご訪問に伴うものだと思われます。
シンプルな色使いという点で、二国の国旗は相通じるものがありますが、サウジアラビアの国旗には細かいアラビア文字が記載されていますので、その点に注目しますと、日の丸のシンプルなデザインとは趣を異にしているようにも思われます。
国旗を眺めながら、国王のご訪問により、高級ホテルやハイヤーへの特需が生まれ、良い影響が生じているといった報道を思い出しました。
このような様々できごとや街中にある物事から、子供たちにも海外への関心をより深めてもらえれば良いなと思う休日でありました。
「人工衛星」をイメージしてみてください。
気象観測や放送など様々な用途の人工衛星が、地球の周りに存在しています。
今回は人工衛星について興味深い話を二つ、紹介したいと思います!
まず一つ目は、人工衛星の射出速度についてです。
みなさんは、ロケットの打ち上げの映像を見たことがありますか?
大量の煙を上げて飛び立つロケットですが、大気圏外まで飛び出すためには
それだけの勢い(速さ)が必要だということが分かります。
しかし、あのロケットは「速すぎてもダメ」なのです!
人工衛星を積んでいるロケットの場合は特に、ただ宇宙へ向けて飛んでいくのではなく
地球の周回軌道にのせないと衛星としての役目を果たせません。
あまりに速過ぎるロケットは、地球の周回軌道から飛び出してしまうのです!
この丁度いい射出速度のことを 「第一宇宙速度」と呼びます。
大気の抵抗などを考慮しなければ、秒速約7.9kmが
地球の周回軌道にのるための「第一宇宙速度」です。
速度、ロケットの質量、地球の半径から求めることができる「遠心力」 と
ロケットの質量、地球の半径と質量、万有引力定数から導かれる「重力」が
釣り合うように計算します。
興味があるならぜひとも計算に挑戦してみてくだい!
もしできたら先生にも見せてくださいね。
関塾ではいつも生徒の計算式や作文をチェックし必要に応じてアドバイスをしています。
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さて、もう一つ紹介したいのは人工衛星のソーラーパネルについてです!
衛星から鳥の羽やラケットのように広げ、太陽光発電をしているこのパネルですが
実は折りたためるようになっています。
しかもそれは、なんとソーラーパネルのために開発された折り方なのです!!
その名を「ミウラ折り」といいます。
下図のような折り方です。
ホームにてお知らせいたしました、『2017年度 全国公立高校入試 国語出典一覧』は、以下リンクをご参照ください。
今年も10月を迎えました。
近頃は帰る生徒を見送っていると、日が沈むのが早くなったと感じます。
塾からの帰りは寄り道せず、気を付けて帰りましょう!
ところで、10月は旧暦で『神無月』と呼びますね。
この名前の由来は諸説あります。
「神の月→神な月→神無月と変形したから」や「お祭り(神事)のない月だから」なども
有力な説ですが、今回は「神様がいない月だから」という説を紹介しましょう。
10月が「神様のいない月」だとすると
その間どこへ神様は行ってしまったのでしょうか?
答えは、島根県にある出雲大社です。
夏休みに実施いたしました「読書感想文講座」でお世話になった大竹稽先生主催の「座禅&哲学教室」が9月2日(土)に鎌倉の建長寺で行われ、前回に引き続き、鎌倉稲村ヶ崎駅前校の塾生とともに参加してまいりました。
夏休み中に開催された前回に比べ、今回は小規模な落ち着いた雰囲気となり、その分座禅も哲学教室も中身の濃いものとなりました。
今回の哲学教室のテーマは「正義」。「正義はだれが判断するのか?正義の人とはだれなのか?」普段の生活ではあまり意識することのない問題を、参加者それぞれ一生懸命に考え抜きました。
教科書の勉強から離れて答えのない問題に自分なりに思考を巡らせることは、今後の生活・人生をより豊かなものにしていく上で欠かすことのできないことです。そして、答えのない問題に取り組む力こそ、これからの社会で生きていく上で最も必要な力です。
哲学教室終了後、生徒たちは前回同様に晴れやかな表情でそれぞれに家路につきました。
次回の座禅&哲学教室は10月28日(土)に行われるとのことです。
とても素晴らしい機会となりますので、ご興味がありましたらぜひご参加ください。
生徒のみの参加も可能ですので、鎌倉稲村ヶ崎駅前校の倉野までお問い合わせください。
鎌倉の海もすっかり夏色になりました。
鎌倉稲村ヶ崎駅前校は海から歩いてすぐ。
勉強を含め夏の良い思い出を作っていきましょう。